名古屋の人間なら一度はちゅるちゅるウマウマのカレーうどんのCMを見たことがあるものも多いだろう。このカレーうどんを一般の人にまで馴染みのあるものにしたという功績が若鯱家にはある。
しかし、手放しで若鯱家を褒めようとすると異議を唱える人も少なくはない。
今回はそのようないざこざは横においておくことにして純粋に若鯱家のカレーうどんだけについて語ってみたい。
住所:名古屋市中村区椿町6-9先 エスカ地下街
若鯱家エスカ店の店内様子
名古屋駅を太閤通南口を出てすぐにエスカの地下街へと入り右手の奥にグルメ街がある。いつ行っても何やら行列があるのは矢場とんのとんかつだ。
その矢場とんの真正面に若鯱家エスカ店は存在する。矢場とんは名古屋名物として有名だが若鯱家のカレーうどんも地味ながらも名古屋名物となりつつある。
若鯱家メニュー
若鯱家はカレーうどん専門店であることをお忘れなく。メニューはカレーうどんを中心に各種のトッピングなどの変化を楽しむものだ。
カレーうどんを一般の人にまで広めて人気を博しただけあるカレーうどんのセットメニューは多くの人の心をつかむものがある。
カレーうどんセットB。1070円
カレーうどんはすべて麺をうどんかきしめんで選択することができる。名古屋に来たのだからきしめんを食べてみたいと思う人にはもってこいのチョイスだ。
カレーうどんセットには味噌串かつがついてくる。八丁味噌で甘く煮こまれた味噌は名古屋人には欠かせない。なかなか名古屋名物を一度の食事で楽しみたい人にはリーズナブルなセットである。
カレーうどんの麺は極太で「ちゅるちゅるウマウマ」の宣伝文句の通りちゅるちゅるとすすり上げる気分はなかなかのものである。ちゅるちゅるウマウマという表現がピッタリの麺だ。決してツルツルシコシコではない。
もう少し詳しく書くならば極太麺ではあるが歯ごたえがあるというものでもなくこの手のうどん店としては可もなく不可もない麺だ、もとい、可もなく不可もある麺と呼ぶ方が適切かもしれない。
カレーうどんというのは当然であるが純粋にカレーではない、だからといって小麦粉を溶かしてカレー風味をくわえただけのものというわけでもない。
名古屋のカレーうどんの特徴である限りなくcurryに近いけれど、うどんの出汁も効いているカレーうどんだ。使われている具材には定番の揚げとかまぼこと豚肉にネギが入れられている。
若鯱家カレーうどん総評
現在多店舗展開する若鯱家は、「カレーうどんなら若鯱家」というイメージを名古屋の一般大衆まで広めた功績は大きい。
カレーうどん通の人にはいろいろと異論のあるかもしれないが、それについては後々他のカレーうどんの名店を語る時に取り上げるとして今回は純粋にカレーうどんだけを評したい。
カレーうどん専門店として名古屋で知らぬ者のいない名店にし多店舗展開するオーナーの商才は他のカレーうどん専門店の追随を許さない優れたものであると思う。
これからも名古屋の観光名物として多くの人に賑わって欲しいカレーうどんの人気店である。
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