最近セブンイレブンの食材コーナーが一部ラヲタから大注目を浴びている。
冷凍シリーズの品質もさるもの今回はあの中華そばとみ田の煮干し中華蕎麦が話題だ。
さっそく食して読者諸氏に報告したいと思いセブンのとみ田煮干し中華蕎麦を購入してきた。
セブン-イレブンとみ田煮干し中華そば価格430円。
セブンイレブンの中華蕎麦とみ田富田治氏市監修煮干し中華そばだ。価格は399円で税込み430円。
最近流行りの電子レンジだけで完成できるタイプだ。
500ワットで6分、総カロリーは478キロカロリーだ。
中に入っている具材はチャーシュー、メンマ、わかめ、ネギだ。
中皿が敷いてあり麺は下にある。
電子レンジでチンする前の状態だ。
注目すべきは調理前のスープがゼラチン状に固形化されていることだ。
このようなタイプのカップ麺を筆者は今まで見たことない。
冷凍でもなく、かと言って粉末状でもない、この新しい手法でのカップ麺は何かあってのことだろうと期待が膨らむ。
電子レンジで600ワットで約5分30秒ほど温めた。
レンジで温め先ほどの固形化したゼラチンは液状になっており下に落ちている。
中皿の具材だけが浮き上がった状態となっている。
中からワカメの香りがプンプンしてくる。
セブン-イレブンとみ田中華蕎麦分析
ここからはとみ田の中華蕎麦を徹底分析していくことにしよう。
まずはスープだ。一口すすってみて驚いた。
当然ではあるが化学調味料が使用されている、にもかかわらず、たしかに淡麗な醤油ベースの中にしっかりと魚介が効いていて美味い。
この手のカップ麺から想像される魚介スープを超えたものができていることに驚きを覚える。
麺もとみ田の麺をレトルトカップ麺としてできるかぎり再現しようとしている努力が受け取れるシロモノだ。
カップ麺でこのレベルにまで作り上げられている麺を筆者の知るかぎりでは知らない。
チャーシューも手抜きがない。
下手なラーメン屋のチャーシューよりも十分に満足のできるものとなっている。
普通カップ麺のチャーシューといえば安い肉の臭みと化学調味料の嫌な作られた味で食べられたものではない。
しかし、このチャーシューはカップ麺史上トップ5に入るレベルのチャーシューと呼んでも良いと思う。
メンマは今までの具材の中ではあえて言及するほどのものでもないが、カップ麺として手抜きがないことに変わりはない。
ギリギリ合格点と言ってもいいが、他のカップ麺の追随を許さないかなりハイレベルなものであることは認める。
セブン-イレブンとみ田のカップ麺総評
以前あるケーキ屋がケーキ屋にとって怖いのはライバルのケーキ屋ではなくコンビニに売られているスウィーツだと言っていた。
それと同じことがラーメンでも起こっていると言っても過言ではない。
セブン-イレブンで売られているとみ田の中華蕎麦は399円という値段で店舗をもつ下手なラーメン屋の中華蕎麦に肉薄するレベルまで来ている。
とみ田という有名店の味の追求するだけではなく、それをカップ麺として落としこむ技術も進歩しているのだ。
前回セブンイレブンの担々麺を当ブログでも紹介した。
▶▶▶セブン-イレブンの冷凍担々麺がレトルトなのに美味いと評判|名古屋の情報をブロガー侍が紹介
前回の冷凍担々麺の品質に驚いたが、今回もまた嬉しい意味で驚かされた。
前回のレポが過剰評価だと判断しなかった読者諸氏で今回も興味のある方はぜひ一度試してみても間違いはないだろう。