豊田市内で旨いラーメン屋と言ったら、ひところはそうそう思いつく店はなかった。
「じゅんちゃん」ラーメン、台湾ラーメンの「南陽」そして今は無き「いやし屋」などが名を馳せていた程度だろうか。
その後、「かつみ屋」のとんこつ「虎玄」の汁なし担々麺、「なな家」などがオープンし「濃厚軍団」などの頃から豊田市にも注目を集めるようになった。
しかし、ここに来て一躍注目を集める店がリニューアルオープンした。OmotenashiNoodlesよこじがその店だ。
今日は比較的新店でありながら注目されている「よこじ」にスポットを当ててみた。
営業時間 | 11:00~14:30
17:30~22:30 |
HP | https://www.facebook.com/yocojin/ |
駐車場 | 有り15台 |
住所 | 豊田市前田町5-33 ハネダBLD 1F |
定休日 | 火曜日 |
よこじ店舗外観
名鉄三河線上挙母駅から15分くらい歩いたところにOmotenashiNoodlesよこじはある。
駐車場は店舗前など15台分用意されており車の街豊田ならでは安心して車で来店できる。
店は11時にオープンとなるがすぐに席は埋まりお昼時になると店外まで待ち列が並ぶことになる。待ち時間はおおよそ30分位であろうか。
待ち時間に並ばされるのは人気店の宿命だ。
よこじのメニュー
よこじのメニューは濃炊と淡炊の2種類のラーメンにまぜそば、つけそばが用意されている。
券売機で迷ったら左上の法則で行くなら淡炊味玉鶏だしそばになる。ちゃっかり味玉つきを注文させられる仕組みとなっている。
濃炊味玉鶏だしそば850円
よこじのラーメンを食する前に最初に言及したいのが、店内のおしゃれなスタイルだ。カウンター席でU字型になっているのだが、ややオープンキッチン気味になっており清潔感とオシャレ感に満ちている。
この店なら女性でも気軽に入れるタイプのラーメン屋だ。ただ客層はほとんど男ではある。
濃炊とは聞いたことないが、なにか新しい調理法なのだろうか、濃炊をチョイスしたが鶏パイタンのようなスープの色をしている。
鶏の風味を押し出したいい感じの濃いだし、そして海苔の上に置かれたゆずもさっぱりとした風味を添えている。
炙り肉まぜそば850円
こちらは炙り肉まぜそばのビジュアルだ。
具材は大きめで歯ごたえのあるメンマが一口サイズにカットされており、炙ったチャーシューが中央に置かれそれを取り巻くようにネギと海苔と魚粉に味玉のトッピングだ。
まぜそばの命は何と言っても麺だ。よこじの麺は太陽食品の麺を使用しているとのことだ。
しっかり腰の効いた麺をいただける。
チャーシューはほどよくピンクがかっている。肉の旨味が噛むごとに感じられ柔らかめのいい肉だ。
ふと前を見るとテーブルの上にメッセージが書かれている。
メッセージには「当店のチャーシューは真空調理と言う方法で熱処理されている云々」とのこと。
最近流行りの真空調理や低温調理など肉の旨味を存分に引き出す方法がいくつもある。そのため肉がピンクがかっていたりするため、殺菌されているのか訝しがる客がいるのだろう。そのための注意書きとも言える。
よこじのラーメン・まぜそば総評
リニューアルオープンしたよこじには一言で言うなれば勢いがある。
店内の清潔感、オシャレ感については先程も言及したが、この店の雰囲気は「また来たい」と思わせる何かがある。
ラーメン屋には一見さんをうならせるよりも、リピーターを大切にするのが長く続くポイントだ。
よこじのラーメンはオーソドックスな調理から抜け出し新しい調理法を取り入れそれをオリジナリティあふれるアイデアのテイストに仕立て上げている。
豊田に来た時はまた行きたいと思わせるラーメン屋だ。何よりも店の前の行列がすべてを物語っている。