豊田市に店主のオリジナリティ溢れるアイデアラーメンで有名なラーメン屋がある。
その他の追随を許さない独自性の魅力ははるばる名古屋からもラーメンオタクを通わせるほどである。
今回は豊田市松が枝町にある麺創なな家を紹介しよう。
営業時間 | 昼:11時半~14時 夜:17時半~22時半 |
定休日 | 月曜日 |
最寄り駅 | 愛知環状線上挙母 |
麺創なな家店舗外観
麺創なな家は国道248号線にある豊田警察署北の交差点を一本入った、ドン・キホーテ豊田本店近くにある。
公共交通機関でいくのなら、愛知環状鉄道線上挙母駅を北上して歩いてすぐのところだ。
駐車場は店舗前に10台分用意されているが、なな家は豊田市内でも人気店らしく、常に満員状態、となれば隣の駐車場に止める不届き者が多くいるみたいで、店内にはいたるところにとなりに駐車するなの貼り紙が貼ってある。
麺創なな家メニュー
メニューには左端からIEKとおそらく横浜家系のとんこつ醤油ラーメン、それにIEKつけ麺屋汁なしが用意され、参州マタギラーメンなどがある。
参州マタギラーメンプレミアム塩大盛り
参州マタギラーメンを注文した。
この不思議なネーミングのラーメンは何が由来なのか、店主のブログを拝見してみて調べてみた。
すると、どうも岡崎市にすむ本物の猟師が野生の猪の猟をして取り寄せているみたいだ。
参州とは三河、マタギとは猟師、そしてメニューの横にあるジビエラーメンと銘打ってある。
ジビエとは狩猟によって野生の鳥獣を捕獲して料理することを言うフランス語である。
ますます変わったラーメンではないか。スープを啜ってみる。
たしかに、オリジナリティある、この味を名古屋で味わったことは一度もない、この変わった味わいの秘密は何かを探るためにレンゲが止まらない。
麺は国産小麦の自家製麺とのこと、細麺ストレートだがしっかり歯ごたえがあるタイプの麺だ。
大盛りで注文したのだが、少々多すぎる印象があった。
こちらが猪肉を低温でローストしたチャーシューだ。
どうも若干メニューのチャーシューとその肉厚や質感が違うようだがそれはご愛嬌というものなのか。
肉自体は程よい硬めで確かにありきたりのチャーシューとは一線を画するものであった。
忘れていたが、麺創なな家では平日ランチタイム限定で揚げたてコロッケが食べ放題になっている。
小ライスも無料でつくからサービスも十分楽しめる。
麺創なな家総評
豊田市内には濃厚系担々麺の虎玄や濃厚とんこつを売りにする濃厚軍団やかつみやなどの有名店がある。
しかし、どれも濃厚が売りでありあっさり系の職人的ラーメン店とはいえない。
その観点からすれば麺創なな家は唯一豊田のあっさり系で楽しめるラーメンといっても言い過ぎではないだろう。
その店がオリジナリティ溢れるラーメンでいろんなタイプのラーメンを提供してくれるとなると豊田市民は見逃せないラーメン屋となっているのではないだろうか。
平日昼のランチタイムの店内の満員状況がそれを物語っている。