麺屋はなびは名古屋のラーメン界の革命児と呼んでも過言ではない。
2008年にオープンした麺屋はなびは開店当初から名古屋市中川区界隈では旨いらーめん屋として評判でらーめん愛好家たちの間で好評であった。
しかし、わざわざ遠くから食べに行くほどの有名店という程でもなかったのも事実だ。
ところが、ある名古屋名物の発明で名古屋市郊外どころか、全国にまで名をとどろかせるまでに至った。言わずもしれた台湾まぜそばがその発明だ。
名古屋市中川区高畑1-170
麺屋はなび外観と駐車場
麺屋はなびでは駐車場も2台分用意されている。
麺屋はなび行列待ち時間のポイント
写真は午前11時頃の風景だ。待っている人は1人、麺屋はなびの開店は11時半だが、30分前ではまだ行列はできていない。
午前11時15分頃ボチボチと人が集まり始め、11時20分ではかなりの人が待ち状態となり行列となっている。
午前11時20分では1巡目で食べることはできないだろう。その後は常時20人以上の行列が続く状態となる。
行列を回避するためには開店前30分の午前11時から並び始めることをおすすめする。
麺屋はなびメニュー
メニューには汁そばである塩ラーメンが730円、醤油730円、につけくわえ台湾らーめんなども用意されている。
まぜそばは元祖台湾まぜそば、カレー台灣まぜそばとあり台湾まぜそばに元祖をうたうことができるのは麺屋はなびだけだ。
メニュー裏面にはご飯物も用意されている。台湾卵かけご飯などの変わり種もあるが、炙り叉焼入り卵かけごはんが人気だ。
台灣まぜそば780円+大盛り110円
台湾まぜそばの登場。底は浅いが広い口径の白い器にたっぷりの台湾まぜそばが入れられている。
上から見た台湾まぜそばだ。ネギとニラの鮮やかな緑の縁取りに、中央にあるミンチと黄身が見事に映えている。
ひと目で新鮮な玉子が使用されているのがわかるプリプリの黄身の周りには新鮮なネギとナマのニラが食欲をそそる。
麺屋はなび台湾まぜそばに使用されている麺は中太麺で柔らかめの食感だ。面白いように台湾まぜそばのタレとからんでいる。絡んでいるというよりネットリと染み付いているという表現のほうが適切か。
台湾まぜそばをまぜた状態のタレだ。ミンチの中に唐辛子がよく目立ち卵黄が綺麗に隙間を埋めている。これでもかと大量にあるネギとニラが薬味の青臭さを増長しているがそれが嫌味にはなっていない。魚粉のコクとニンニクも混ぜて絶妙な味わいを醸し出している。
麺屋はなび台灣まぜそば総評
台湾まぜそばの大ヒットでその名を全国に轟かせた麺屋はなびは名古屋ラーメン界だけでなく、名古屋めしの革命児と呼んでも良いだろう。
もともと味仙の台湾らーめんという下地が名古屋にはあった。
その人気の台湾らーめん的要素を混ぜそばとコラボさせるという単純といえば単純な発想はそのシンプルさ故に大ヒットした。
シンプルな発想からなる台湾まぜそばの大ヒットはなるべくしてなったものなのだ。
麺屋はなびはこの台湾まぜそばの成功で守りに入るのではなく、ラーメン業界に攻めの姿勢で名古屋メシ業界を驚かせていってほしい。