肉そばけいすけ大名古屋ビルヂング店けいすけのフランチャイズが名古屋に

リニューアルした大名古屋ビルヂングのレストラン街にはラーメン店が2店舗出店している。

名古屋駅前の最高の立地で出店を獲得したラーメン屋のひとつが今回紹介する肉そばけいすけだ。

ラーメン好きならご存知だろうが肉そばけいすけは名古屋ラーメン祭りでも出店していた東京を本店とする全国レベルのラーメン屋だ。

今回は大名古屋ビルチングのレストラン街大名古屋DININGに入った肉そばけいすけを紹介しよう。

大名古屋ビルヂングに入った肉そばけいすけは地下1階にある。

大名古屋DININGと銘打ったそのレストラン街は、あらゆるジャンルのそうそうたる名店が出店している。

このブログでも大名古屋DININGの名店を一店一店紹介していきたいと思うが、まず最初はらーめん好きなら見逃せない肉そばけいすけに足を向けた。

肉そばけいすけは大名古屋ビルヂング地下一階にはいりレストラン街の中央に位置する立地だ。

筆者は平日の夜8時頃に行ったがその時間でも他の各店舗には行列が見受けられたが、肉そばけいすけは並ぶこと無くすんなりと店内に入ることができた。

肉そばけいすけは最初に券売機で食券を購入するタイプのスタイルだ。券売機の横にアルバイトのお姉さんが立っているのでわからない人は聞くと良い。

メニューは一番人気と書かれている肉そばしょうゆ味玉入り880円、オススメと表示されている背脂肉そばスペシャルが1150円、名古屋限定の肉そば味噌スペシャル1150円、それに肉そば塩スペシャル等がある。

また、サイドメニューには若鶏の唐揚や餃子なども用意されている。

まずはオーソドックスに肉そば醤油味玉入りを注文した。

中央には刻み玉ねぎとかいわれ、丼上部にはナルトの上に生姜が乗り、味玉とメンマ、そして全面を肉が覆っている。

豊穣な具材とその香りは食欲を掻き立てるものがある。

スープは想像以上に生姜の風味が前面に押し出されている。

それでいながら醤油のまったりとしたコクと豚の肉汁が染み出た深みがマッチして舌を楽しませてくれる。

このタイプのスープの系統は名古屋では一刻屋とか風知空知麺などがあたるともいえるが、どこか一線を画す名古屋にはない独特のものと表現してもよいだろう。

麺は中太麺のやや縮れ麺だ。このスープに細麺を使わずあえて食感を楽しませる中太麺を選んでいるところに攻めを感じさせる。

肉そばと銘打っているだけあるのだから、肉にはそれなりの思い入れがあるものだろう。

だが、その割には肉自体にはそれほど取り立てるものでもないとも思える。

と同時にしばし黙考してこのスープに合う肉を考えてみた。

そして思い至ったのが、この生姜の風味ある醤油スープにピッタリマッチするチャーシューはこの肉が最もハーモニーを醸し出すものと言えるかもしれない。

これしかないといえる肉が計算されたうえでチョイスされているのだ。

メンマもまた心憎いまでにスープにマッチした昔なつかし風のメンマがトッピングされている。

大名古屋ビルヂングのレストラン街にラーメン店が入ることは噂されていた。

しかし、それが肉そばけいすけだとわかった時は名古屋のラーメンオタクたちの間でわずかばかりにざわめきたった。

また東京のラーメンが名古屋に殴りこみをかけてきたことになる。

しかしラーメン好きにとってこのような東京のラーメンの進出は喜ばしいものだろう。名古屋のラーメン業界の刺激ともなり更なる名古屋のラーメンの発展へと導くからである。

名古屋のラーメンは東京のラーメンに匹敵しうる技術とレベルを保っていることはラーメンオタクの間では有名なことであり、これからもそのレベルを維持するためにも外部からの刺激は必要なものとなるのだ。

けいすけの進出は名古屋駅周辺のラーメン屋にも新しい影響を与えるに違いない。このほか名古屋駅周辺でラーメンが食べたい人は以前こちらで書いた以下の記事を参考にしてもらうと良い。

筆者は名古屋駅周辺のラーメン屋が向上していくことを願ってやまない。