千種駅近くにある煮干し中華そばが美味いとの噂が聞かれるようになった。
今回は名古屋市千種区にある風知空知麺を紹介しよう
住所:名古屋市千種区内山3丁目22−9
営業時間 | 昼:11時半~14時半 夜:18時~23時 |
定休日 | 月曜日 |
最寄り駅 | JR千種駅より徒歩2分 |
風知空知麺(フーチークーチー麺)アクセス
風知空知麺はJR千種駅地上改札口を出て錦通りに向い秀英予備校の裏手にある。
店内に入ると平日の午後7時頃だが客は誰もいない。
店内はL字型のカウンターのみの構成でこじんまりとしているが、清潔感はある。雑誌なども用意されている。
風知空知麺メニュー
メニューには無化調をうたう煮干し中華そば醤油と塩のツートップで構成されている。
その他各種トッピングも用意されていて、メンマ、ワカメ、ネギ、海苔、味玉が各種80円と中華そばならではのラインナップだ。
煮干し中華そば醤油680円
煮干し中華そばを醤油で注文した。
ところで店名にある風知空知のフーチークーチーという意味を読者諸氏はご存知であろうか。
フーチークーチーとは「女性を喜ばせるモテモテ男」という意味合いの黒人の隠語だそうだ。
風知空知などと漢字で書かれるとどこか古代中国の四文字熟語のように含蓄ある言葉に見えるから不思議だ。
煮干し中華そば醤油のスープは表面が油で覆われているのがわかる。熱を逃さず風味を閉じ込めるこの香味油は使い勝手が良い。
しかし油に頼りすぎるとクドさが諸刃の剣となる。煮干しの風味が強調されワカメも存在を主張し賑やか過ぎる嫌いを否めない。
麺は細縮れ麺が使用されている。
中華そば特有の味を醸し出し、スープとマッチしたそれなりのシロモノだ。
焼豚には肉の臭みがあり、あえて言及する価値はないものだ。
風知空知麺総評
フーチークーチー麺の中華そばのスープは洗練されたものとは到底言えないが、その特徴的なそれぞれの素材の味の主張がうるさくも絡み合い、これはこれで悪くない。
聞くところによると店主は東京で居酒屋を経営してここ名古屋でラーメン屋を開業に踏み切ったようだ。
店主は寡黙だが店名にフーチークーチーなどとつけるくらいなのだから洒落っ気のある人物でもあるのだろう。
フーチークーチー麺の煮干し中華そばにある洒落っ気を楽しめるくらいじゃなきゃラヲタとは呼べない。