肉そばなおじは中区大須にある。
東別院にあるラーメン店が大須に肉そばの店で2号店として出店した時は名古屋のらーめん好き達の間でも話題になったものだ。
今回はその肉そばなおじで最近名古屋でブームとなっている台灣まぜそばをいただくためにうかがった。
住所:名古屋市中区大須4丁目2−55
肉そばなおじの店の外観やメニュー
肉そばなおじは中区大須、大津通沿いの赤門近く、若宮大通から大津通に入って右手にある。
大須商店街の中心から道路一本隔てるが、店の狙う客層は若い人をターゲットにしているに違いない。店のメニューは肉そばと肉つけそばなど肉をメインとしているのがよく分かるラインナップだ。
ちなみに肉そばセットで肉そばと肉めしをつけて930円、肉つけそばセットだと1030円だ。
肉そばなおじの台灣まぜそば
台湾まぜそばは700円。ニンニクは入れるか入れないか選べるが、今なら玉子の黄身がサービスで入れられている。
辛目のミンチと生のニラ、魚粉やネギなど、台湾まぜそばのオーソドックスな具材が全て入れられている。
台湾まぜそばが好きな人は写真を見ればすぐに分かるだろうが、ミンチもネギもニラもすべてがショボイ。
肉そばなおじの麺はストレートの太麺。タレとよく絡んではいるが全体的な物足りなさを何で穴埋めしたら良いのか、戸惑いを隠せない。
この中区大須にあるなおじは狙っている客層が若者向けなのかがっつりを目指しているとも受け取れる。
そして台湾まぜそばにもそれがうかがえる。
スープは濁ったものだが東別院の店の上品な味わいとガッツリさせようとする努力で中途半端なものになっている。
優等生が努力して不良を演じてみたが、がっつりいけなかったというの印象を否めないものだ。
中区大須の肉そばなおじ総評
一度有名になった店がその店の2号店を開く時に、同じような系統の2号店を開くのはらーめん屋では普通だ。
しかし喜多楽は東別院にある喜多楽と同じ系統の店を出店するのではなく、新しい趣向を目指して新しい店を開いたその挑戦は大いに買いたい。
喜多楽の店主のように一度極めたらーめんとは別の遊びココロのあるらーめんを提供するなんてそれだけで心憎いではないか。
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