名古屋の中心、地下鉄栄をでて広小路通りから一本入った路地裏に飲んだ後の締めの一杯で評判のラーメンがやあると聞く。
今回は中区栄のこくや原田屋にうかがう。
住所:名古屋市中区栄3丁目2−115
こくや原田屋の外観
こくや原田屋の店の外観は至ってシンプル派手な装飾があるわけでもなくらーめん好きでなければ見過ごしてしまいそうな外観である。
もう外したほうがいいのではと忠告したくなるような古びた赤ちょうちんが飾られている。
こくや原田屋店内の様子とメニュー
店内はカウンター席が一列に並び2人がけのテーブル席も用意されている。
栄という繁華街の中でちょっと大人の中華そば屋を醸し出している。
メニューの種類はスタンダードで塩、醤油、味噌を基本としトッピングに様々なアイデアがほどこされている。メニューの種類こそ豊富ではないが期間限定ものなどもあり常連客を飽きさせない工夫もされている。
メニューには食材の風味を大切にして化学調味料を一切使用していないと書かれている。化学調味料を使用しないとは優れたラーメン職人の心意気である。これは食べるのが楽しみだ。
秘伝ダレのチャーシュー醤油らーめん950円
秘伝ダレのチャーシュメンをオーダーした。具材も至ってシンプルでチャーシューがフィーチャリングされている。
麺は多加水系細縮れ麺であえて言及するほど特徴がある麺というわけでもない。全体的に麺の平凡さがらーめんの評価を下げている残念な麺でもある。
このチャーシューが秘伝ダレ仕込みのチャーシューなどと銘打つだけあってなかなかのクセモノである。秘伝ダレ仕込みのチャーシューだけでいっぱいいきたい気分にさせられる。
こくや原田屋の総評
中区栄という名古屋の繁華街にあってこれだけ長く支持されているには理由がある。飲んだ後の締めのいっぱいとして楽しみにしている常連呑兵衛も多いのではないか。
しかしラーメン単体としてみた時にらーめん好きがあしげく通いたくなるラーメン屋かというとそうでもない。
若干、割り高感もあるらーめんでもう少し一般客へのサービスもあってもいいのではないか。
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