らーめん好きにとって究極のらーめんという雑誌を知らない人はいないだろう。どこのコンビニエンスストアに行っても売られているラーメン店を特集する雑誌だ。
その究極のらーめんで2015年のグランプリとなるラーメン店が選ばれた。
第3回究極のらーめんAwardグランプリは今回紹介する麺座かたぶつ、瀬戸市にある店だ。
麺座かたぶつ店舗外観
麺座かたぶつは瀬戸市高根町1丁目45にある。名古屋の中心地から車で40分はかかる立地だ。地方で交通アクセスに難がある一方、駐車場スペースが広々と取られているので車でのアクセスは容易だ。
なんでも麺座かたぶつの店主は岐阜の名店白神で修行を積み故郷の瀬戸市で念願の独立開業を成し遂げたそうだ。
店内はL字型のカウンター席と上の画像では見難いが右手には座敷タイプのテーブルが有る。
かたぶつメニュー
麺座かたぶつのメニューの基本はらーめんとつけめんのツートップで構成されている。
その他かたぶつ丼などもあり、最初からメニューをしっかりと熟知してから店に入るとスムーズに選べる。
つけめん特盛り930円
つけ麺特盛りを注文した。注意したいのが最初の780円の普通のつけ麺で大盛り選択可能だ。特盛りはかなりの量の麺があり最後の方は格闘しないといけなくなる。
麺座かたぶつの麺だ、絹のように美しい光沢に魅了される、ラヲタにとってこれは芸術の域に達した麺だ。
ちなみに味玉は東海らーめんウォーカーのクーポンを使用して付けてもらっている。
何度も強調したいくらい、麺はもちもちして食べごたえある麺だ、小麦の風味も楽しめる格別の麺だ。
ゴワゴワの歯ごたえで食べさせる麺とはちがい、上品に洗練された麺といったほうが適切か。
つけ汁は濃厚で魚介系の風味がしっかりとされているが、決してマタオマ系と呼ばれるありきたりな濃厚魚介豚骨つけ麺ではなく、一線を画するものだ。
煮干しダシの風味と醤油のまったり感がなんとも言えぬ調和を醸し出している。つけ汁の中にチャーシューの欠片があるがチャーシューは取り立てて言及するものでもない。
肉をがっつり楽しみたい系の人にはそれほど魅力的なチャーシューとは言いにくいかもしれない。
麺座かたぶつ総評
今回は星による評価がないが、究極のらーめんAward2014グランプリを受賞したラーメン店に対して当ブログが再評価するなどというおこがましいことはしない。
素直に旨いつけ麺だった。次回は是非らーめんを食べたいし、店主のブログを拝見すると煮干しを使った濃厚な限定らーめんも時折提供されている様子だ。次回は限定も頂きたい。
第3回究極のラーメングランプリに輝いた店をまだ未食であるというのなら、ラヲタ失格のレッテルを貼られてもやむを得ない。