旨い担々麺が名駅周辺で食える。そんな噂がちらほら耳に入るようにはなっていた、しかし、名駅周辺といえば杏亭やシャンツーがすでにあるからと日頃のものぐさ精神がここでも発揮され足が向かなかった。ようやく最近になってFAROへとうかがう。
FARO花楼は国際センター駅名古屋高速都心環状線を南下して西柳町の交差点近くにある。名駅から歩いていける範囲内だ。オープンしたのは2012年だが旨い店との評判は日に日に強まっている。
名古屋市中村区名駅5-18-6
FARO花楼の担々麺探索
西柳町の交差点からひょいっと入ったところにあるFAROの外観はおしゃれで名古屋の街並みにしっくり来る。
こちらは錦通側から見たFAROの外観。中華でありながらFAROと英字で書かれている通り、中華でありながらもカフェやバーのようなイメージだ。中華料理屋だから黄色地に赤の文字で派手派手しいのよりこっちのほうが入りやすい。
平日の夕方6時頃に入店するも先客がちらほらいるだけでそれほど混んでいない。
FAROのメニュー
FAROのメニューがテーブルにおいてある。汁ありと汁なし担々麺が用意されているな。辛さが金、赤、黒の3段階に分かれている、事前情報では金はかなり辛いとのことだ、辛いのは好きだが今回は味をしっかり確かめたいために無難に赤を注文することにしよう。
担々麺を味わうならやはり汁ありよりも汁なし、ということで汁なしの赤743円を注文することに決定。
FARO汁なし担々麺赤743円
しばし待つとようやく平打ち麺の上にミンチが2つ上に乗った汁なし担々麺が登場。辣油がしっかりかけられていて赤色が目立つね。見た目は十分合格点、これは味に期待できる予感。
FAROの汁なしは3段階に分かれていて今回は先にも書いた通り真ん中の辛さを選んだ。にもかかわらずしっかりと辛い。辛いの大好きだから何も問題ないが、この辛さは苦手な人には無理ではないだろか、辛いの苦手な人は無理せず黒を選んだほうが良いかもしれない。
麺は平打ち麺で極太と言っても良い、しっかりした歯ごたえで旨い。練りごまはかなりマイルドで濃厚だ、ピーナッツが使われているのじゃないだろうか、かなり脂肪分がある印象を受ける。ただし固形としてのピーナッツは確認できなかった。
FAROの汁なし担々麺の上に乗っているミンチは他にありがちな汁なしのミンチとは違う。肉団子状にまとめられたもので2つとも違うものだ。香辛料が入っているのが一目にわかるがこれが複雑な味を醸し出していて独自の味を楽しめる。
やなぎ橋の焼き餃子10個も注文。10個は多いとお思いきや、一つ一つが小ぶりなので簡単に食べられる。値段は381円。
ひとつひとつが丁寧に作られているのがよく分かる、中を割って見てみると小ぶりな餃子でありながら肉汁がじんわり滲み出る。上品な味わいで肉の下味も良い、これなら他の料理もうまいことが容易に想像できる。
FARO花楼の総評
名古屋駅周辺には旨い汁なし担々麺のお店がたくさんあり激戦区の状態だ。そんな中でも新店ながら旨いと評判になるには理由がある。それがよく分かる汁なし担々麺だ。
他の店とは違い、脂肪分がちょっと多めだが、マイルドで濃厚な汁なし担々麺はここだけの味として評価できる。上品で繊細な味を引き出しているうまい担々麺を食べたい時におすすめする。
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