地下鉄名城線茶屋が坂の駅から歩いて5分のところに激辛坦々麺が頂ける店があるときく。
今回は港区の四川で修行された経験があると噂される店主の激辛坦々麺10辛に挑戦することにする。
住所:名古屋市千種区茶屋が坂2-39-1
四川閣の店について
地下鉄名城線茶屋が坂駅を出来町通沿いに歩いて5分、マンションの1階にある一見どこにでもある中国料理店の外観が噂の激辛坦々麺の店四川閣だ。
この地に店を構えてもう平成26年で18周年になるとのこと、地元の人に愛される中国料理屋だ。
四川閣の駐車場は裏手にあるらしい、店内は大きなテーブル席が一つと中くらいのテーブル席が2つで常連客で賑わっている。このにぎわいのあたたかさが中国料理屋らしく良い雰囲気を醸し出している。
四川閣叉焼担々麺
店内に入ってさっそく担々麺の一番辛い10辛を注文する。すると店員の若い女性が辛いからダメ、といきなりダメ出し。こちらもすぐに引き下がらない、すると女将らしき人物が中国語なまりでダメダメと怒り出す。
港区にある四川の担々麺を食べたことがないのなら普通の辛さは5辛だから5辛にするようになどと言われる。
しかしこちらも激辛叉焼担々麺を食しに来た以上引き下がれない、8辛でお願いしますなどと少しずつ譲歩し交渉の末、6辛でいただくことになる。
叉焼担々麺6辛
毒々しい赤さの上に純白のモヤシとチャーシューが2枚乗っている。
以前食べた辛麺屋輪の辛さ25倍のらーめんほど真っ赤というわけではない。しかし、どことなくこの濁った赤さに毒々しい予感が醸しだされる。
四川閣の麺自体はあえて言及するものでもない。いたって普通の担々麺の麺だ。
四川閣の叉焼担々麺6辛の辛さ
四川閣の叉焼担々麺6辛の辛さは当サイト初の唐辛子3ゲットである。これで10辛中6段階の辛さだから10辛は如何程のものであろう。
もう少し詳しく報告するならば、一口目からそれほど辛いという印象はなく素直に食べられた。途中も胡麻の風味など楽しみながらこれで6辛なら10辛もそれほどでもないなどと考えていた。
店員さんが「辛さはどうですか?」と聞いてきたけど、「それほどでもない、まだまだイケますね」などという余裕があった。
しかしこの担々麺の辛さはあとから徐々に徐々に身体を蝕んでいくタイプの辛さだ。食べている最中は激烈なパンチがあるというわけでもない。しかし、累積された辛さ耐久度が少しずつ悲鳴を上げ始めるのを実感するのはその後の話だ。
四川閣の担々麺の辛さは素人が容易に手を出してはいけない辛さだと警告しておく。
食べ終わったあと、まだまだ辛さに余裕があったので店の女将に「今度10辛を食べに来ますよ」と告げると、またしても「ダメ10辛無理」と中国語なまりで制せられる。
しかし、若い店員さんに「10辛挑戦しに来てくださいね」と気さくに言ってもらえて店を後にした。
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