名古屋から国道19号線を春日井方面へ下ってドライブしているとラーメン横綱がオープンとなっている。
ラーメン横綱は昭和47年に京都の屋台からスタートした歴史あるラーメン屋だ。いわゆるジャンク系ラーメンの魁とも言える。
今日は庶民的巨大ラーメンチェーン横綱を紹介しよう。
ラーメン横綱店舗外観
ラーメン横綱の外観だ。最近では名古屋市郊外のそこかしこで見かけるこの黄色地に赤のラーメンの文字と横綱の文字。
大量の来客を大量にさばくすべてがシステム化された巨大ラーメンチェーンならではの外観だ。
店内はカウンター席とテーブル席に分かれているがテーブル席がメインと言っても過言ではない。客層は昼時となると労働者が多い、それもドライバー系工場作業系の労働者が目立つ。
昼時のランチタイムをラーメンで過ごすのにもってこいのタイプのラーメン屋だ。
ラーメン横綱メニュー
ラーメン横綱のメニューだ。ランチタイムのサービスセットがお得だ、Aセットはご飯がつくラーメンランチ。Bセットは本日の特選丼ランチ。Cセットは鉄板チャーハンランチとなっている。
基本のラーメンが並で650円、それぞれ大盛りがプラス100円と小盛りがマイナス100円だ。
トッピングも豊富で自分流にカスタマイズができ、昼時に労働者がリピートしても飽きをさせないように工夫されている心憎い演出だ。
基本のラーメン横綱並
基本に忠実にラーメン並を注文した。
鉄板チャーハンランチプラス250円
鉄板チャーハンランチもプラスしてもらった。
炭水化物プラス炭水化物の最近流行りのローカーボダイエットに逆行するチョイスもなかなかのものがある。
ラーメン横綱の麺
ラーメン横綱のラーメンを更に解剖していこう。まずは麺だ。
麺はシンプルな細麺。この手のチェーン店にありがちががっかり系の多加水麺といったものでは決してない。
トッピングは自分の好きなようにカスタマイズできる。チャーシューは150円だが、味玉メンマキムチ生卵温泉たまごなどはすべて各100円だ。
そして何よりも忘れてはいけないのが国産ネギが入れ放題という嬉しいサービスだ。
テーブルの上にぎっしりと用意されている国産ネギは入れ放題とは、ネギマニアにはたまらないものがある。
ここで強調しておきたいのは国産ネギということだ。ネギだけではない、ラーメン横綱では使用される野菜類はほとんど全てと言ってもいいほど国産が使用されている。
このように客の安全に対する関心もフォローしているところなどが心憎い。安心して食べられるというものだ。
ちなみに国産ネギは京都・滋賀・福岡・徳島・兵庫・岐阜・愛知から取り揃えているとのことだ。
ラーメン横綱総評
ラーメン横綱は昼時に集まる大量の労働者をシステム化された接客で全てをスムーズにさばいている。
すべてが滞り無くすべてが計算され尽くしている。一般庶民の労働者が昼時にどのようなものを求めどのようなサービスを好んでいるのか全てを把握していると言っても過言ではない。
このように完成された巨大ラーメンチェーンで昼を食するのに、一体何の不満を言おうか。