名古屋でつけ麺なら丸和、そのように主張する人がいるほど丸和のつけ麺は名古屋では有名だ。
今回は名古屋のつけ麺業界では3本の指に入ると言われるつけ麺丸和を紹介しよう。
丸和春田本店住所:名古屋市中川区春田1丁目150−1
丸和春田本店外観と駐車場
つけ麺丸和は中川区のJR関西本線春田駅から歩いて5分のところにある。名古屋市内でも電車の本数も少ない何処かのどかな雰囲気のある地域だ。
平日の営業は午前11時からだ。11時から11時30分くらいならば比較的空いていて行列待ちとなることはないだろう。
電車でもアクセスできるが、駐車場もしっかり完備している。遠くの人は車で遠征も可能だ。
丸和では麺を全粒粉麺に変更することができる。北海道産小麦「春よ恋」を石臼挽きして配合されていて、香りと味わいを楽しめるものらしい。
この全粒粉の麺が気になる人はスタッフに伝えると良い。
丸和メニュー
丸和のメニューの内容は尾頭橋店とほぼ同じものだろう。嘉六つけ麺というあっさりタイプのつけ麺と丸和つけ麺という濃厚魚介系のつけ麺、それに中華そばがある。
丸和つけ麺大盛り830円
丸和つけ麺をいただくことにした。丸和つけ麺は濃厚魚介系のつけ麺だ。
味玉はラーメンウォーカー東海のクーポンを使用して無料で付けてもらった。しっかりと半熟でトロミがある味玉だ。
丸和のつけ麺の麺は噛みごたえのある太麺だ。上にある丸和の店舗外観の写真からもわかるように丸和は米屋もやっており精米所がある。
だからと言うべきか丸和の麺は自家製麺とのこと。何がうまい小麦なのかの知識は他のらーめん屋よりも自信があるだろう。
つけ汁も濃厚魚介の本流を行く魚介のコクがしっかりと出ている旨いつけ汁だ。ただ残念なのがつけ汁の中にインされているチャーシューだ。これが麺とつけ汁のレベルを考えると興ざめするほど言及するポイントのないものだ。
つけ麺丸和春田店の評価
濃厚魚介豚骨つけ麺と言えば一時期大ブームになったジャンルだ。しかし、あまりに多くの店が濃厚魚介とんこつつけ麺を提供するようになったために、ラーメンオタクの間で「またお前もか!」との感慨からマタオマ系つけ麺などとも呼ばれるようになった。
丸和のつけ麺はマタオマ系つけ麺の本流と呼んでも良いだろう。ブームが去った後には本物だけが残る。丸和のつけ麺はマタオマ系で残った数少ないつけ麺屋として愛され続けるだろう。