究極のラーメンというラーメン好きなら必携の雑誌がある。
その究極のラーメンで2015年の新店部門で1位を取った店が今回紹介する紫陽花だ。
元ラーメンブロガーであった店主がラーメンにのめり込んでラーメン店を開業させるまでにいたったこだわりの店とのふれこみだ。
これは食するのが楽しみになる。
営業時間 | 11:30~14:30 18:00~21:00 |
最寄り駅 | 地下鉄名港線六番町駅 |
定休日 | 月曜日 |
紫陽花店舗外観
らぁ麺紫陽花はちょうど国道1号線の東海道と中川運河が交差するあたり、公共交通機関で言うと、地下鉄名港線六番町駅から歩いて15分のところにある。
電車ではちょっと不便なところにあると言っても良い。
駐車場も用意されている。
店舗前の貼り紙をに駐車場の案内が書かれているが道路を挟んだところに7台分が用意されている。
上の画像からわかるようにランチタイムは店外まで待ちの行列になっている。待ちの行列は店内にもあるから要注意だ。
ランチタイムは15分から30分位は待たされることも覚悟が必要だ。
店内の様子
店内はL字型カウンターで10席ほど、木目調の床と店名をあしらった紫陽花模様の装飾も質素ながらオシャレだ。
紫陽花メニュー
紫陽花は最初に券売機で購入するタイプのシステムだ。
メニューは醤油らぁ麺、醤油つけ麺、濃厚つけ麺、麻辣担々麺、とバラエティのあるラインナップとなっている。
濃厚つけ麺800円
濃厚つけ麺800円を注文した。
大盛りは無料、ランチタイムには白飯が1杯サービスで付いてくる。
一見ビジュアル的には泥のように見える濃厚なつけ汁は魚介の香りを漂わせ食欲をそそる。
どこにでもある平凡なマタオマ系呼ばれる濃厚つけ麺とは一線を画す風味が食べるものを楽しませる。
丸鶏を使用しているからか、生醤油のうまさなのか、その複雑な奥深さを探索しながら味わうのもまた楽しいものがある。
紫陽花の濃厚なつけ汁は、はじめて濃厚つけ麺を食べた時の軽い感動を思いださせるものがある。
麺は光沢のあるツルツルした太麺が使用されている。上品な佇まいでよそられている麺は食するものに好印象を与える。
ただ、少し残念なのは麺自体は弾力ある食べごたえある印象を受けなかった。
チャーシューはつけ汁の中に最初から挿入されており、豚のものと鶏のものが2種類ある。
醤油ラーメンに使用されているチャーシューと同じものであろう。
濃厚つけ麺にありがちな柔らかく煮込まれたタイプのチャーシューとは違い、この辺は、真っ向勝負を上手く避けた印象がなくもない。
らぁ麺紫陽花総評
らぁ麺紫陽花の店主はもともとラーメンフリークからラーメンブロガーになりそして東京の名店らぁ麺やまぐちで3年ほど修行を積んだとの話だ。
店主は口数少なそうではあるがこの店にかけているという意気込みが伝わってくる。また、奥さんの笑顔のサービスも華を添えている。
店主のそのラーメンに対する誠実な姿勢はつけ麺にもあらわれているのがわかる。
新店でありながらもう既に地元の人に熱い支持を受けランチタイムでは行列なのが何よりの証拠だ。
若い夫婦が切り盛りする店のこれからの発展に期待したい。