昭和26年に開業、千種駅近辺にある鰻と日本料理の老舗をなまずやを紹介しよう。
営業時間 | 昼:11時~15時 夜:17時~22時 |
定休日 | 元旦のみ |
住所 | 名古屋市中区葵2-14-26 |
なまずや店舗
なまずやは広小路車道の交差点と錦通車道の交差点のちょうど中間地点にある。
駐車場が店の前に9台分用意されているのでクルマでのアクセスも容易だ。
満車の場合はコインパーキングなども使用可能で駐車場サービス券をいただけるらしい。
公共交通機関を使用するならJR千種駅から広小路通沿いを歩けば良い。
なまずや店内様子
店内はテーブル席を中心に座席数は数多く用意されているため待たされることは比較的無いと思われる。
窓際の席は3つのテーブルが用意されている。
落ち着いた大人の洗練された雰囲気の中で鰻を楽しめる。
なまずやメニュー
メニューはひつまぶしが3段階のランクに分かれており、特が3834円、中が3024円、プチが1917円となっている。
最近のうなぎの高騰を考慮するならば良心的と呼べる値段設定だ。
また、御膳ものや天ぷらご飯、お造り御膳なども用意されており、さまざまな日本料理が楽しめるシステムになっている。
ひつまぶし3024円
ひつまぶしを注文した。
肝吸いはあらかじめ付いており香の物と出汁が最初からセットされている。
櫃にびっしり詰められた鰻は十分の量があり焼きはやや強めの焼きが見受けられる。
ひつまぶしの食べ方の基本通り、最初はお椀に盛ってそのままの味を楽しむ。
なまずやの鰻はやわらかく十分に脂ののったものが味わえる。
秘伝と呼ばれるタレはたまり醤油が鰻の身にじんわり染み込み脂分とからんで口に広がる。
ひつまぶしの食べ方の次のステップは青ネギとわさびの薬味を付けてその香りの変化を楽しむ。
青ネギのシャキシャキ感とわさびの鼻につく刺激がうなぎの旨味をさらに引き立てる。
最後によういされた出汁を櫃塗しにかけていただく。
なまずやで用意される出汁は、肝吸いで使用されているものよりもさらに薄めに仕立てられている。
そのため、上品かつ繊細な味わいが醸しだされる。
なまずやひつまぶし総評
なまずやで提供される鰻はしっかりと脂ののった旨いものを熟練した職人によって焼き上げていただける。
最近の鰻の高騰と千種という立地の利便性を考えるならこの値段はかなりお得なものといえる。
落ち着いた雰囲気の店内も鰻を楽しむに十分なもので、千種で名古屋の本格的櫃塗しを食べたくなったらなまずやを利用するのをおすすめする。