今日は名古屋発祥釜玉ラーメンを紹介しよう。
釜玉屋住所:古屋市千種区内山3丁目20−19
ちなみに釜玉屋はなごやめし博覧会2014「新なごやめし総選挙」でグランプリを受賞したということだ。晴れて名古屋めしと認定されこれから名古屋めしとして認知されていくだろう。
名古屋めしと認定されたときの様子を釜玉屋公式ツイッターでツイートされていたので紹介しておく。
釜玉屋の店外観
千種駅、あるいは地下鉄車道駅から歩いて5分のところにある。
釜玉屋の店の前にある垂れ幕をよくよむと、最高級の純系名古屋コーチンが使用されていること。
150年の伝統のタレとはこれまた興味をそそられる、また最高級鶏卵が使用されていることが強調されている。
素材としては申し分ない食べるのが楽しみになる。
釜玉屋店内様子
店内はカウンター席とテーブル席に分かれていてちょっとした居酒屋の様子を醸し出している。
釜玉屋メニュー
釜玉ラーメンは味噌ベースと醤油ベースに分かれる。それぞれバターやカレー海老辛などのバリエーションを楽しめる。
名古屋発祥の釜玉ラーメンには食べ方がある。最初は秘伝の味をそのまま、香川本鷹の幻の七味をつかって味を変え、名古屋コーチンの生卵を混ぜて食べる。
海老辛味噌釜玉ラーメン850円
これが名古屋発祥の釜玉ラーメンだ。正確には海老辛味噌釜玉ラーメンだ。
上に乗っている具材は鳥のミンチと海苔、海老、万能ねぎ、そして中央に生玉子だ。
実は釜玉ラーメンは、固形燃料を使用して常時温められている。これで冷める心配はないようになっている。
居酒屋とかでよく出てくるサービスだが、正直これはあって嬉しいというものでもない。冷めても味は変わらないのじゃないの?という印象だ。
まぜそばは混ぜてしまうとその美しいビジュアルがなくなってしまう運命にある、だからもう一度、釜玉らーめんのアップを見ることにしよう。
麺には最初から伝統の味噌ダレがかけられ、干しエビがふんだんに乗せられている。刻んだ海苔が磯の香りを醸しだす役割をしている。
麺は太麺でよくあるタイプの麺だ、伝統の味噌ダレと最高級鶏卵を使用しているが麺にはそれほどこだわりがあるわけではないようだと言えば言いすぎだろうか。
さきほど思わず「まぜそばは混ぜてしまうとその美しいビジュアルがなくなってしまう運命にある」と書いたが、これは釜玉らーめんであってまぜそばではないはずだ。
いや、しかしどう見てもビジュアル的にはまぜそばだ。これだけまぜそばブームの中でどうしてあえてらーめんであると主張するのであろうか。その店主の狙いとマーケティングセンスをうかがってみたい。
釜玉らーめん総評
台湾まぜそばが大ブームの中であえて台湾まぜそばではなく新しいジャンルを創りだしたという意気込みはとても買いたい。
使われている具材もこだわりを見せているのならもう少しマニアごころをくすぐるようなものであっても良いという思いもなくはない。
それに店名がそのまま釜玉屋であれば、台湾まぜそばのように他店でも使用されるメニューになるのは難しいのではないだろうか。
なにはともあれ、新しく名古屋めし認定されたのだから釜玉らーめんのこれからの発展を見守りたい。